企画部

大学とは

1、はじめに
お久しぶりです。Tバです。
これを読まれているということは、一食の食器に感謝しないといけませんね。今回は、大学と大学院の制度や学業、就活について、なるべく個人の主観を削ぎ落として淡々と書いていきます。大学は情報戦ですから、これが今後の大学生活の身の振り方の参考になれば幸いです。
特に知っておいて欲しいと思うことは赤文字で書くのでその近辺だけ読むのもありかも。
絶望しそうな内容は青文字で書いてある

ちなみに私は、5類→電気電子工学科→電子物理工学専攻で、修士課程までしか知らないのでそのつもりでお読みください。また、下記に掲載する時期や内容は学科によって異なるので、あくまで一例として捉えてください。

2、大学(B1~4)大学院(M1~2)の行事予定

B1 4月 入学
12月 所属希望学科アンケート(強制ではない)

――――――――――――――進級の壁――――――――――――――――
B2 4月 所属学科決定

B3  春   院に行かない人は就活を意識し始める(べき)
6~7月 (インターンシップ申し込み)
8月 (インターンシップ)
12月 (就活、合同説明会 開始)

()内は院に進級せずに学部のみで卒業する人むけ
東工大では、9割形 院に進級している模様。
――――――――――――――進級の壁――――――――――――――――
B4 4月 研究室所属 (就職試験開始)
6月 院の推薦枠決定会議
8月 大学院入試試験
9~10月 学部卒論の中間発表
翌 2月 学部卒論提出、発表

――――――――――――――院試の壁――――――――――――――――
M1 4月 研究室配属  この年の年末には就活スタート
   6~7月   (インターンシップ申し込み)
8月 (インターンシップ)
12月 就活、合同説明会 開始

M2 4月 就職試験開始 
9月   修士論文の中間発表
翌2~3月  修士論文の提出、発表
   3月   卒業

――――――――――――社○への道―――――――――――――――――

3、行事説明
ここからは、上記の行事の内容についてオムニバス形式で陳述する。
ちなみに、オムニバス形式ってどんな形式かは知らない。言いたかっただけ。

○学部2年の学科所属
どこの学科も共通で、1年次の成績順に希望が通される。ただし、どの科目を評価対象にしているかは謎である。なお、希望の学科に所属できなそうだと年末のアンケートで悟ったら、希望留年することも可能。

○学部3年
院に行くか行かないかで精神のモチベが違う(はず)。東工大のほとんどが院に進学するため、同級生と会話していると微塵もそんな空気にならず、就職情報などは自分から就職支援課などに顔を出して積極的に動かないと、あとの祭りになる。また、インターンシップに行くとなると、夏休みが一部潰れるので、それも考慮に入れてダンスは計画しなくてはならない。

○学部4年
ここが行事盛りだくさん。まず、進級。東工大では2年から3年の進級に規制がないため、そのツケが回ってここでお留まりになられる方が多い。

4-1、研究室所属
研究室に所属する権利を得たら、次は所属研究室決めである。これが相当大事。後の人生を左右するレベル



*****
研究室とは、教授、助教授を教員として、B4~D3までの学生が所属する10人前後の小規模集団である。各研究室の運営方法などは教授に全て一任されており、教授の性格や学生への入れ込み度によって体系が違い、研究室を通じて得られる内容が大きく異なる。(朝から晩までいなきゃいけないとか、週1のミーティングにさえ来ればいいとかシステムは様々)
一概に、放任主義な教授が良いかと考えると、たしかに何もしなくても口出ししてこないのは楽だが、どの学会に行くか、卒論のデータはどうするのか、といったスケジュールを自分で管理することになり、学部生では正直難しい。
かといって、やたらと厳しいところにいくとダンスしている場合ではなくなる。
(ちなみに、B4でサークルやっているのは珍しい部類らしく、研究室によってはあまり好意的な目で見られないことすらある)
また、小規模集団の特性上、そこに所属している人物(先輩や教授)による影響も受ける。
*****

このときの研究室配属の決め方は、学科によって全く違うようで、電気電子工学科では、トランプを使って完全に運任せに決める方式。(昔は成績順にしていたそうだが、それだとイマイチな成績の生徒しかすずかけに来ないって苦情がすずかけの教授から出たとか出なかったとか)

このときの研究室選びは、総合的に言って「運任せ」である。
事前に研究室見学があるが、正直なにをやっているか全く理解できないし、自分の興味ある内容が本当にそれなのかその時点ではおそらく判断がつかない。そこで、下見のときに行うべきは3点だと思います。

1、コアタイム(必ず研究室にいなければならない時間)はいつか
2、教授(必須)先輩になる人たちの人柄
3、研究内容が、絶対に自分がやりたくない内容でない

なお、補足情報で決しておおっぴらに言えることではないが、実は研究室によっては研究を行っているだけでバイト代が発生するものもある(という噂もある)。企業と連携している場合や、教授の生徒への捉え方による。(実験器具にはメンテナンス費用が度々かかる。学生も実験道具の一部だからお金を払う、という考えも存在するらしい)。こればっかりは、見学段階ではわからず、またむやみに聞くのはやめといた方がいい。

4-2、院の推薦枠会議
無事、研究室に所属して間もなく院の推薦枠決めがある。

つづく…

 

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